水野旅館から歩いてすぐのところにある唐津城に行くことにして、水野旅館の前の“石垣の道”と名前がついている道を通って向かいました。
写真を拡大していただけるとわかりますが、奥に唐津城が見えています。

このページの写真も拡大してご覧いただけます


前のページにも書いていますが、秀吉の死後廃城になった名護屋城の解体資材を用いて7年の歳月をかけて築城されたのが唐津城です。

明治の廃藩置県によって廃城となり、昭和41年に現在のものとして復元されたそうです。また、天守閣を鶴の頭に見立て左右に広がる松原が鶴が翼を広げた形に似ていることから別名・舞鶴城とも言われているそうです。
(お城全体の写真を撮り忘れたので、パンフレットの写真をUPしました)

唐津城の天守閣へ行くには階段か斜行エレベーターで行けますが、エレベーターにしました。(階段は中段まで、上段まで合わせると400段近くあるそうで(^_^;))
約1分で天守閣へ到着です。

この建物がエレベーター乗り場です。

きーまま様が江ノ島のエスカーに似ているかもしれない、とおっしゃっていらっしゃいました。

エレベーターを降りて天守閣に向かっていると、少し遠くで子供と遊んでいる着ぐるみが。
4年前に唐津城築城400年記念で誕生したキャラクター“唐ワン(からわん)くん”です。知っていたので見ることができるのかなと思っていたのですが、土・日曜にしか見られないということだったので見られないものと思っていました。なぜか月曜日のこの日、見られました。

子供たちに手を振って私たちの方に男性のスタッフの方と歩いてきたのですが、ちょっとお疲れ気味のように見え…暑いですからねぇ(笑)
「写真を撮らせて下さい」と言ったらポーズをいろいろとってくれましたが、なんだかユルイ…それがおもしろくて笑いました(笑)。「頑張って下さいね」と言うと握手してくれて手を振りながら帰って行きましたが、その後姿もお疲れ気味で、つい笑ってしまいました。

天守閣の中には、古絵図や甲冑や刀剣などの武具、唐津焼などの資料を見ることができるようになっていました。そして天守閣の5階が展望室。四方を見渡せるようになっていました。

左下写真の真ん中にある台形の島は“高島”です。
ここにはお参りすると宝くじが当選するということでかなり有名な“宝当(ほうとう)神社”があります。高額当選した人も多く、届いたお礼状などがたくさん貼られています。近くには宝くじ売場もあり、グッズもたくさん売られているんですよ。(私の叔父と叔母も一度行きましたが、結果は…です(笑))
  右上写真が水野旅館の部屋の前に広がっていた砂浜の光景、左の写真が唐津市街、左下の写真が松浦川、そして右下の写真には三大松原のひとつ、“虹の松原”が写真中央から左側に向かって写っています。
この日は台風の影響で風が強かったものの、まぁまぁの天気だったので気持ちよく四方の光景を楽しむことができました。

唐津には映画『グラン・ブルー』のモデルにもなったジャック・マイヨールが毎年訪れていたというホテルがあります。毎年3回ペースで一度に2〜3週間滞在し、潜ったりもしていたそうです。

  この後、唐津駅に向かい、高速バスで夕方に博多駅へ戻りました。お土産を購入し、ちょっと時間があったことと荷物の整理をするためにお店に入ることに。

昨年リニューアルした博多駅内には“博多ほろよい通り”という8件の居酒屋が並ぶ通りができています。その中の100kgのマグロから200gしかとれない希少部位、マグロのホホ肉が食べられるという“竹乃家”に入りました。
夕方5時半過ぎくらいでしたが、お店の中はお客さんでいっぱい!“ごまさば”と“マグロビンタ刺し(ホホ肉)”、そしてビールを注文しました。すぐにお通しのヤマゴボウと煮物、そしてタレのかかったザク切りのキャベツが出てきました。
ビンタ刺しはすじが少し多めですが、気にならず脂っぽくなくて“ごまさば”同様、おいしかったです。ここは魚が新鮮だなと思いました。店内はとてもにぎやかで、きーまま様は「すごく活気がある」と驚いていらっしゃったくらいです。ここでもカウンターがあり、一人で飲んでいる女性もいましたから、入りやすいお店なのでしょうね。

とても楽しいライブに行って、おいしいものを食べて飲んで、観光して…あっという間の2日間でした。
いたらないところもあったと思いますが、26日の夕食や唐津もきーまま様に喜んでいただけたようでよかったです。台風が近づいていたりしたので天気も気になっていましたが雨も降らず、おかげで風があったことで暑さもひどくなくて思っていたよりも過ごしやすかったというのもよかったです。
今回ちと様はご一緒することができず残念でしたが、またご一緒できるのを楽しみにしております。そしてきーまま様、ありがとうございました!